須藤カンジ監督〜溢れる光の粒子

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写真は須藤カンジ監督 南波志保さん ありなちゃん達ダンサーと


カンジ監督のスネオヘアー「赤いドレス」を見た。


空中に人が浮いている?いいや、光が溢れ境界をなくしたモノやヒト。恋する二人の気持ちが光を生み、柔らかな匂いに空間が満たされているよう…


美しくてボーとしていると茶目っ気のある仕掛け!ドキッとする。


カンジ監督のビデオは時を操るトリックが隠されている。よく見てみよう。


最初は素朴な絵が光の中でおどりだす。メビウスのような時の中で、重力をなくしたダンス…四次元かと思いきや万華鏡のごとくシルエットが現れ、二次元世界へ…同じ振り付けとは思えない映像にクラッときた!こんなの初めて見た〜



恋する気持ちがキュンキュン迫ってくる。見れば見るほど、幸せになる。一瞬は永遠の愛につながるのだ∞



このカンジ監督が私の振り付けを気に入ってくれた!

南波志保の「オーロラに隠れて」
全編ずっと振り付けのビデオ!
私を選んでくれたスタッフ、良く表現してくれた志保さんとありなちゃん達に感謝しつつ…



スネオのビデオは、早速オーストラリアの映像フェスティバルに参加が決まったそうだ。

そんなカンジ監督から賞賛をいただく私は、なんて幸せなの〜☆



最近私は記憶の中で、ことを整理して図式化し、安心しながら生きている。


愛も期待を含み、将来の投資のよう…衰えゆく私は、先の安定が欲しいのだ!

無償の愛よ!どこへ行った。



近江八幡の山に登り琵琶湖に映る沈みゆく夕日を見る機会があった。


光の中で私は太陽、私は水、私は光と繰り返す。


自分の肉体が粒子になって、輪郭がなくなっていく。
粒子は誰をも含み、時を超える。


ふっと無償の愛が浮かんだ。
それこそが、永遠の愛につながる予感がした。
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# by lampslodge | 2010-11-08 17:07

愛の粒子は体を通り抜ける

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じんさんの公演のしなすたしあが終わった。(じんさん、私達のようなアバンギャルドな作品を上演させてくれてありがとう!まさに革命の獅子)


前列にしょうがいのあるチビゆかがいて、私が出るたびに全身全霊で手拍子で応援する。


最初の振り付けの最中のメソッドの説明が出てこない!彼女のひたすら好きだという感情の波が私を引き込む。
理論的な感覚がなくなっていく。
あぁ、どうなってんだ!



村山斉さんの本で、「ニュートリノは、毎秒何十兆個も私達の体を通り抜ける」と読んだ。
身体は相当な私達の意思がないと、保っていられないかも知れない!?


チビゆかの感情の粒子は私の体を通り抜け、私の脳は分解してしまったらしい。

あぁ意思の弱い私…




終わってからチビゆかが手紙をくれた。

カオルコ先生へ


おどりがうまくやりましょうね
かわいいです
やさしいです
いしょにおどろうね
もっとがんばろうね

中略

私は楽見にしています
じかうまいね

(原文同じ)


私の悩みはちっぽけだ!どうでもいいと思えてきた…

又もや脳が停止して、胸がキュンとなった。



一週間前に二回、ご老人が私の目の前で突然倒れ、看病した。


カフェと新幹線のホームで二回も!

どちらもドンという大きな音がして、額や肘から血が出ていた。

駆け寄り抱き起こし、気づかう私は二人と同じ身体の状態になった。
筋肉が硬直して震えている…突然の事についていけないその方達、かわいそうにと思う私は共振してしまった…!



今思えば、自分がしっかりしなきゃいけない時は、相手からの影響をたちきらなきゃいけないと知らせてくれたのかも知れない。



即興は相手や状況を受け取り、身体と心を遊ばせ返していく。

しかし、一瞬で理性を持ち言葉を操る、振り付けに戻る。

決められた枠に滑り込む。

右脳と左脳と身体のリンクが新しい挑戦となる、次の段階に来たようだ∞



面白い…少しずつ感覚的身体が近づいている。
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# by lampslodge | 2010-11-03 13:50

雲の後ろの太陽…「しなすたしあ」が終わって

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(写真は後援してくれたウィダーインゼリーをもって)



公演が終わった。

ネイチャーバイブレーションメソッドをベースに、感性をひもとく実験的な公演だ。


夜の回は即興をするたびに拍手が起こり、会場全体が一体感に包まれた。



時に晃さんと由有さんは観客を掴み、瞬間に唄と踊りを創り喝采を浴びた。


若手の晴子とマサオは新しいアートの可能性をみせる。


ジャンルの違うクラシックサクソフォンの浅利さん、ヴァイオリンの竜馬、大鼓のZinさん、リンコさんの曲と歌声が心を振るわす。



終わった直後、子供たちが潤ちゃーんサインして!と叫ぶ。


何故、といぶかる私に良かったよぉと言ってくれた。


潤くん(美術 照明)を含む東大の人たちが5人(ダンサーのみかさんも工学部)、渾然としていたが、コラボするスリル、観客と共振する空間がその一時を満たすように…全力を尽くす



終演後目の前で、突然泣き出した(何故、泣いているのかわからないと言いながら)女性が三人もいて、こちらが感動した。


又ある社長が(男性)目を潤ませながら、

感じる扉を開け、かきいだしかき混ぜて、おさめてくれた。万華鏡の世界から、前とは何かが違う日常へと戻してくれた。

と評していただいた。


その隣の秘書の女性は違和感があったとおっしゃる。


そう、実験的すぎる。
感じるってなんだろう?



話はとぶが、昨日15年近く習っているちびゆかが初めて、即興で踊った!


相手から受け取り、自然に返す(はじめて笑顔で目があった)


どうしたの?と聞いたら、


かぁるこ先生がぁ肩の力を抜いて…と言ったのをやってくれたらしい。


水の上を歩くメソッド(もう10年やってる)と空間を感じるエアーというメソッドを初めて、ちゃんとできたのは確認できた!その結果、肩の力がぬけたらしい…



私も今回の公演で初めて、身体が思うように動いた。足が悪くて踊りは出来ないと言われ、育てた人達が自分よりも優れていくのが、羨ましかった。


しかし、身体はみごとに私をうらぎらなかった。これでスタート台に立てた。



雲の後ろには見えない太陽が隠されている。あるのが判るが、時に不安になる。身体が自由になれば、より感じられる。


続けていける事に感謝しつつ…


11月1日、国立劇場で超ユニークな大鼓のZinさんの公演で又私達出演します∞
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# by lampslodge | 2010-10-11 15:33

「しなすたしあ」とは?

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写真は夏休みの工作ではなく、「しなすたしあ」のチラシを 折り、絵をみようとするフレックスキッズの子供達(ダンサーだぁ)


このチラシを蛇腹状に折ると四方向からポーズが見えます。美術の島田君が考案、緻密な計算が美に隠されている!



10月4日に麻布ホールで公演がある。

今回はカラダラボ…全員白衣を着て、身体が認識する全てのもの、共感覚的な現象、場のエネルギー、感情の奥底に潜む無意識が身体にどう影響力を与えるか?等を、検証する。

東大の講義が好評だったので、美術、照明、ダンサーと東大メンバーを巻き込んで、身体研究所になった。


遊びながら不思議な世界が体感できる。びっくりする→考える→びっくりする→考えないで感じる→そして…


今回は特に、自我を無くし(それに近い状態ですっ)、より身体を信頼し、透明で繊細なシンプルな感性を追求したい。

演目のひとつに「もうちょっとの…ちょっぴり過ぎた…」がある。


私のテーマは「もうちょっとの恋」それを自然界の移り変わりにシンクロさせる。


写真は花から胡瓜へ、どちらでもないものはなんか怖い。完璧になる前の凄まじいエネルギー、私にとってそれは立体に還元される。


球の直前の立方体、たまらない形、あぁ私はそれとずっとお話しできる!


そして、その立体を抱きしめその立体の声を出すことが、自分の恋を憂う歌につながる。


なんと、共演者の晃さんに「宇宙の美空ひばり」と言われた∞最高の賛辞だ…



基本的には生演奏とダンスと歌の即興で、若きリーダーそして、パイオニアとして頭角現すアーティストの集団が全力で挑む!


私達日本人しか出来ないと思う、相手を活かしながら、自分を良くみせる手法は、全体の研究テーマ「ネイチャーバイブレーションメソッド」の中のひとつである。


最先端の身体の科学は、感覚的身体を提唱する。

体感しよう↑

感覚的身体は不確定な時代に信じられる自分を創り、感動する力を引き出すのだ。


詳しくはホームページ

http://kaoruco.net
ニュースで

問い合わせ

ネイチャーバイブレーションプロジェクト

nvp@bricks-japan.com


現在、YouTubeで「しなすたしあ Kaoruco」と検索すればオープニングの踊りがみれます。


もう少ししますと東大での講義の一部がみれます。


でも、私達の研究所に是非お出でくださいね!
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# by lampslodge | 2010-09-08 20:25

好きになるのに理屈はいらない!

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バリアフリーワークショップでの出来事

ネイチャーバイブレーションという即興のメソッドをつかって、知らずと一つになり、最後には、パフォーマンスを発表して観てもらうワークショップだ。




ショウタロウ君は初めての参加、妹とご両親といっしょに来て普段は溶け込まないらしいが、素直な感性に私達が新発見。


私が歌うハグダンスの振り付けで指を一本ずつだしていく。

相手に指を出す振り付けが一本、二本と増やすたびに自分の指を見て驚く。


何回やっても三本、四本の時は大変だ!軽く後ろへ退けぞっている。


面白い自分のカラダ…動かして発見、感動できる柔らかな心

演奏している大鼓のじんさん達の音とも一体化、最後に、敬意をもってお辞儀するショウタロウ。




ユミちゃんはダウン症でゆっくり動く。
心が動いてカラダが動く…でも、ある瞬間にいきなり、ニコッと通じあって私達は二人で踊りだす。胸がキュンとなり知らない間に共振しあい、その共振が周りの参加者に伝わっていく。


終わってから感想の時


みんながいたから安心して、助けあって踊れたから楽しかったです

と 少しずつ、お話ししてくれた。

普段の学校生活では怒鳴られながら、安全に早くみんなと同じ事をするように教育されているので、各人がやりたくて同じ目的に向かい行動する、ここのやり方が良いとお母さんが言ってくださった。

安心する…人とつい比べてしまう私。
瞬間に疑いなく信じる心の深さに打たれる。



そう言えば、ワークショップの参加者が売れていく。

しょうがいがあるが、14年以上通っているちびゆかは日本代表となって、今頃アメリカで踊っている。

教育テレビ「おどッタ!」には新潟県から来ている瑞ちゃんがレギュラー


NHK総合「週間こどもニュース」は唄のうまい花恋ちゃんがレギュラーだ!


ものの見方を変え、客観視ができる
凄い子供達だ…


気を良くしてたら次の日1歳の男の子に、「こんにちは」と言ったら「イヤー」と大泣きされた。

事務所だったのでオフィスのメンバーが総出で、アイスクリームやジュースを持ってきてなだめる。

慌てて外へ…、食事をしてたら、なんと又、一家がやって来て隣の席に座る。

落ちつけ落ちつけとパパに言われている男の子。
私だって緊張しまくり、これじゃ修行だぁ?


私に普通じゃないオーラがあり、それを感じましたと謝るママ。



悩んだ私

しかし次の日、可愛いなと思わず思っていた子供に、いきなりふくらはぎあたりに抱きつかれる〜。


そうか!瞬間に好きと思うのが足りなかったんだ…疑いは考えより先に相手に分かる。

どんな人でも1%の善があるはずだ、信じよう。


またもや、目に見えている現象に惑わされていた私は、子供達にやられてしまった。


さて、こんな私のワークショップのお知らせ。

9月23日は東大でワークショップ

8月29日9月5日は下北沢でワークショップあり。

誰でも参加できます。
ネイチャーバイブレーションプロジェクト
nvp@bricks-japan.com

オフィスルゥ

lou@lou.co.jp
までお願いします
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# by lampslodge | 2010-08-18 18:39

川口ゆいと私の公演「しなすたしあ」の共振

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ドイツに尊敬できる私の仲間がいる。

川口ゆい…

アーティスト、ダンサー

自ら創ったテクノロジー…蛍光灯のマトリックスの森の中、、光、色を操り、驚くほどの正確さで機械のように動き回る。
彼女はロボットになって踊る、そして、我々自身ではなく作業工程やコミュニケーション、交通手段がリズムを決めていく自動化された周りの世界が彷彿する。

数々の記事から抜粋した「アンドロポラロイド」という作品の評。


日本人の感性をもって警告を発する…
伝統と革新、協調性と個人主義、効率と情緒。


アシモというロボットを生み出し、世界が舌を巻いた日本、とも書かれている。

私の個人的な記事からの感想は

自然の有機的な営みが感じられ、本来なら全てつながっている世界が遮断され、「能」のようにしかしコケティッシュに踊るゆいさんが浮かぶ。



いやいやしかし、あまりに似ている感触と、違いすぎるアプローチにびっくりする。


私の今度の公演は10月4日、「しなすたしあ」カラダラボ〜身体研究所〜
即興のメソッド「ネイチャーバイブレーション」をつかって、カラダの可能性をパフォーマー、ミュージシャンと共に実験、体感していく。


この後の地球の大きな変化に備え生きていくために、カラダを新しい観点から見つめ直し、実は既につかっていたりする感性をクリアにする。


共感覚的なもの…五感が交錯し(しょうがい者は特に凄い)日常を助ける。、


感情に縛られることなく、無意識のレベルとコンタクトできる、(直感とつながる)


「感覚的身体」は不確定な時代に信じられる自分を創り、感動する力を引き出す。



例えば、私達は現在40度といい暑さの中で、集中的な我慢を強いられている。来年はもっと暑くなる…!

が、お互いがうざったくなるこの状況で、私達はお互いに気遣いながら、今までと同じように生きていく。


冷房で簡単に涼しくなるので、極端から極端への生活を余儀なくされる。
時間をかけて長期的に構築されるはずだった身体性は育ちにくく、極度の緊張を強いられているような圧迫感をうける。


これから、私達人間が試されていく。


そして、川口ゆい、しなすたしあのメンバーように未来を切り開くアーティスト達が、始動しはじめている。
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# by lampslodge | 2010-08-08 16:29

昭和女子大の講義…乙女は突然、空を翔ぶ

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絵はかなちゃんが書いた私の絵です。



昭和女子大で講義をしてきた。

東大の講義の時からの助手みかさん(又もや工学部建築学科)を連れて行き、いきなり、「今日、踊ってみようか」という。


東大の講義の一週間後に、300人以上の福祉社会学科の女の子達の前で私の唄にあわせて踊るはめに!

タイトルは

『障害者とダンスコミュニケーション』

以下は、見にきてくれたネイチャーバイブレーションプロジェクトの祢宜澤さんの感想です。



=========
東大、昭和女子大と講義を行って、共通してるのは、受講者は初めての不思議感覚を体感した様子。

はっきりと脳で
”こうだ!”と認知する感覚とは違う。

まずは受け止めて、想いを込めてまた放つ。
ファジーな感覚、
でも気持ちが良い。

はじめて受講した感覚はこんなふうかな、とも思います。


そこから更に
バリアフリーWSやネィチャーバイブレーションで熟練してくると、研ぎ澄まされた感覚が養われ、自分を表現しながら周りとの調和がとれるのだと思います。


東大では、ダンサーがデモをやりましたが、ダンサーゆえに予定調和と思われがちな表現も、昨日は、東大生がアシスタントをつとめたことで、何かを表現したくて動いている様子が面白かった。


生徒2人と香瑠鼓さんで行ったエアーも、3人で作る空気感と表現が絵的に見える。
そこに擬態語が音の表現として加わり、ユニークな世界感が生み出されて受講者から笑いがでているような気がしました。

また最後に、香瑠鼓さんが一人一人、受け止めた感覚を擬態語と身体表現であらわしたのは、人それぞれで”皆違うんだ”と示した風で楽しかった。
とても原始的なスタイルですが、何か本質的の様な気がします。

香瑠鼓さんが他の講師とあきらかに違うところは、常に全体の空気感を感じながら事を発している。
一方的ではなくネィチャーバイブレーションで講義を進めているところです。

褒めてばかりかもしれませんが …以下省略



ハイ、ありがとうございます。

東大の講義の時は確かに5人のアーティスト達が、東大生の書いた図形などを即興で擬態語と動きに変換し、そうかぁ、いろんな感じ方があるんだと納得して欲しかった。


特にしょうがいのある学のハチャメチャぶりに、共感覚的なセンスが溢れ助けられた。


今回は更に突発的∞
生徒を二人を壇上にあげて、お互いの間にある空間エネルギー(造語です)を感じて、少しずつ体で会話…
一かばちかだったが、三人がつながって見え、他の生徒達にはわかりやすかった。


最初は一瞥もくれず、うつむいていた茶髪の子も、唄にあわせて踊ってくれた〜


最後も、突然壇上を降り、まわりながら一人ずつうけとり、擬態語と動きで個性(うちにあるホントの自分)を表していく。


身構えていた子もその人らしい表現に、思わず笑顔☆
みている生徒にもうけていて、調子に乗って何十人もやってしまう。


衝動的に体が先に動いて、思わずやっていた!


計算外の行動が、自分を豊かにし、高めていく。その人らしさが育つのはそういう時ですよね。

みんな!

思わず踊ってくれてありがとう〜!
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# by lampslodge | 2010-07-17 21:33

東大の講義…開かれた扉の向こう

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東大の講義に、私の方の業界関係者を含めて140人以上集まった。

「創造性の心理学」(岡田先生)の枠の特別授業、大学院生の優子さんが東大でネイチャーバイブレーションを研究し続けてくれたおかげだ。


講義と実演を交互に混ぜながら、CMとバリアフリーワークショップに関して、ネイチャーバイブレーション(私のオリジナル即興のメソッド)で検証していく。


車椅子の俊介親子とアーティスト達が踊り、大阪からの視覚しょうがいの高津さんが、見えないのにダンサー達とぶつからずに動き、同時に止まる。


しょうがいのある学は出番直前にいなくなり、あわやと思ったが、衣装に着替えて登場。
学生が書いた図形、食べ物の味 質感 色 形 匂いを、声と動きを使ってビートにのせてみごとに、共感覚的に表現


途中、眠たくなった学生達に突然近寄って、擬態語と動きでコミュニケーション☆

グオ〜とか、その人によって受け取るので、とんでもない声になってしまう。ひきぎみの学生をなんとか引きこもおうと、やりたい放題。突っ伏して寝てた学生も自分に向けられたピヨピヨの声に笑い出す。


講義の用意はがんばった…(工学部の島田君に4回も資料の書きなおしを命じられ)


造語を作り、体系化してそれが何か考える。しかし目的は体感!
CMの振り付けの裏にある即興のメソッドがひも解かれ、しょうがい者達の奇跡の体験の話へとつながっていく。



最後の質問は、先ずさっき寝てた学生が、僕にも図形とか声と動きで表現できますか?と言ってくれた。パソコンにうちまくっていた彼は、肉体派になり、できますの返事に嬉しそう…!


そして、経済学部の男性が「前はもっといろんなことを感じれたのに、弱くなってしまったのは何故?」、の質問。


講義を持たせていただいたのに、考え過ぎるからと返事した。


不確定な時代に、頼れるのは自分。先ず体感した感覚が心と身体に残り、その感覚が自分の心と身体をつくっていく。



あぁ、全員で胸に手をあてて、大好きな何か(人、もの、等、)に対しての想い(浮遊エネルギー)を空に投げた時の、一人ずつの顔が忘れられない。



私はここにいると、身体を抱きしめている人…見えない自分の想いを宙に見続けている女性…身体にキラキラを受け取った工学部の男性…


それぞれに違う表現、感じ方!

が、一斉に放った場(空間エネルギー)は変化して、実感を伴って深い。


新しい感覚の扉が開いた。崇高なという言葉では表しきれない、未知の世界が、そしてそれが、未来へつながるものだと実感できた。
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# by lampslodge | 2010-07-02 20:41

にほんのうた「この道」心を動かす振り付け

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写真は犬童監督、俊介親子



アルバム「にほんのうた」に映像作家が映像をつけ、DVDにしてそれをキャラバンに積み、日本中をまわり公開するプロジェクトに参加させていただいた。


「この道」犬童一心監督、大貫妙子唄に振り付けさせていただき、バリアフリーワークショップのメンバーの、俊介親子とまやちゃん等が出演した。


今年だけでもキャラバンは、上海万博、小学校、日本中をまわり移動上映、現在62名の映像作家と音楽家が参加しており、今年の18作品中「この道」が代表作に選ばれたのだ!


坂本龍一さん総合監修のアルバムと、映像をつくった監督達も素晴らしいメンバー(江口カン、手塚真、伊勢谷友介、よしながこうたく、など)唱歌、童謡を後世につないで残すプロジェクト…参加させていただき大変光栄だ。



犬童監督からただ淡々といろんな人が歩くので、そこに振り付けをつけてくださいとのオーダーに、切れの良さと意外性では負けない私としては、これは侮れないと思った。


ゆっくりしたシンプルな曲、大貫さんの唄は何回聞いても飽きない…これをいかす、振り付けが主役の映像なのだ〜



そして、小学校で記者会見、授業の変わりに生徒達は体育ずわりで参加する…


トークショーで、話した事


しょうがい者が当たり前のように、独特の動きの踊りで出演している…嬉しくて撮影中に涙した…



誰もが毎日ちょっぴり良い事があり、悪い事もあるけれど、少しずつ前に進んでそしてそれが人生になる事。実はその歩いた道は愛が見え隠れしている。


普通の振り付けではなく 日常の動作を使い記号化し、それが個人の生き方を現わしていく…


踊っているうちに自分の人生、体験、が思い起こされ、もしくは身体が感情を呼び覚まし、新たに生きる勇気と喜びを体感できるような踊り


踊る人によって味わいが違うのも面白い

などなど。



さて ワークショップ

時間も押し、いささか飽きた子供たちはまとまらない。


振り付けを半分したところで、いきなりネイチャーバイブレーションをかます!

子供たちのエネルギーをうけながら、負けない。

大自然を出現させて、擬態語と動きで自然の中にあるものを表現、まんまと子供たちは真似してくれて、静かになった〜(よしながこうたくさん等が後で誉めてくれた)


最後は全員で踊る。

子供たち一人一人が、うれしかった事、大事なもの、人を表現する。


ほんとはみんな感じている∞感じる力は身体を動かす事によって、わかりやすくなり生き生き躍動しはじめる。


先ず踊って欲しい。今年だけで72万人が見るらしい。

みなさん、よろしく。
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# by lampslodge | 2010-06-10 20:53

バリアフリーワークショップ…愛が空間を満たす

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写真は新潟県から来ているみずきちゃん


バリアフリーワークショップでの事

初めてのひとみちゃんはお母様と向き合い、話してばっかり、自分の世界にお母様と二人…全体でなにかをやろうとすると抜け出し、落ち着かない。

それを追いかける必至のお母様…

全員が静かに集中するタイミングに、首がびくっと震えてブツブツ言い続けている。


新潟県から来るみずきちゃんは健常者、自己表現が上手くできないのだと可愛らしい相談をされる。

私にはみずきの親分肌がわかる、でも、彼女はみんなとあわせようとして、声も動きも小さい。



リンコさんの声で、花片をまく少女を二人で踊る。

私はみずきが何を欲してるのか身体で感じて踊る。


擬態語、シンプルな図形、動き…私の身体はみずきちゃんの変換器ともいえる。(やってる事はかわいいよ!)


二人で踊っていたら、目の前にいるひとみちゃんが泣いている。

「ひとみちゃんにもあげよう」


二人で投げたお花を両手で受け取るひとみちゃん!

私は胸にこみあげるのをこらえてがんばって踊る。ふうっ



もう一人新しい女の子、ダウン症の優海ちゃん。即興で踊るのは苦手な彼女は私の前にためらいながら、手を差し出す。
その手に円を描くように手を滑らす。にっこり笑った優海ちゃんは(天使みたいだった)私の手に絡むように腕を動かす。


私達は海の中で育てている二本の花のつるみたいにずっと踊れた。


ひとみちゃんに気づくと又泣いてくれている。求めているように手を差し出す彼女と、ゆっくり踊る。


そこにいる全員(参加者 アシスタントの先生)そして、見ている人達も空間がつながったかに感じられる。


ワークショップの最中、私は密かに心の中で全員に「あなたがいなきゃだめなんです」と、時おり叫んでいる。


相手を受け取り、主観から客観へ広げつなげていく…誰が欠けてもこうはならない。


個が強ければ強い程、有機生命体になった私達は身体が震えてしまう。


愛が空間を満たしている。
私は絶対諦めない。そして、いつもそこにいた全員と見えない力に感謝したくなる。
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# by lampslodge | 2010-06-01 21:30