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待ち続けて今

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思えば高校の頃からオリジナルミュージカルを作ってきた。その後もラッキィ池田さん達とストリートパフォーマンスをし、なんらかオリジナルなものを創造してきた。30代中ごろからそれが作品と昇華し、海外公演もできた。

この頃から自分が書く作品の中で私はいつも、神様のようなもの 妖怪 もしくは人間じゃない力をもつもの ばかり演じてきた。ああ、思い出す その昔私は、ムチを身体に巻き付け天に向かって振り回し、外国人からずいぶん賞賛の言葉をいただいたものだ。ムチは業を表し、再生する為に破壊して、自らを差し出した。このままいくと、とんでもない結果になると時代と人間達に警告を込めた。が、明らかに肢体あらわに凄い勢いでムチを振るう私は、うちに秘めた炎に翻弄され、何ものかになりたくてあがいていた。


その私が今、遊女が身分違いの恋を成就させるはなしを演じている。能の200以上の中で、唯一平民が幸せになる話し。


妹が稽古を見て言ってくれた。…やっときたこの平和な時代、私達は祈り続けて日本に生まれてきた。このままでいいことに気づけば、もっと幸せが訪れる。

「お姉ちゃんもやっと人間の役をやれる時代になったね。」
日本の今と私の激しい人生、両方に重ねた言葉は有り難かった!


ある時から、地球の為にもっともっと自分の力をだそうと全力疾走。逆に自分自身が存在するかどうか不安になる。


普通に生活をする、自分の為に、そして普通の人の気持ちをもっと解るように~
足が悪く歩くのが不自由な妹の言葉は厳しい。その感謝が笑顔にあらわれ、そうかとうとう来たんだと実感に浸る。
「たまゆらに」の最後、遊女は一人踊り続ける。何万年も祈り待ち続けてきた。運命の人は目の前にいる。そして待っていた事がすでにある事に静かに気づく。
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by lampslodge | 2009-06-24 14:58

瞬間の判断は厳しいね

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写真は浅野由季ちゃんが撮った奇跡の花………………………………………今の時期近所の大きな樹の下で、柔らかな風を受けて目を閉じる。ハァ~気持ちいい。皮膚を撫でるソヨソヨ感、無防備な感覚がたまらない。ちょびっと寝よう。


英語のレッスンを受ける為に、三軒茶屋までしょっちゅうバスに乗っている。バスの運転手さんは偉い、めちゃくちゃ狭い道路なのに上手く駐車している車をすり抜け、いきなり飛び出す歩行者を交わし、辛抱強く自転車の後ろを走る。私だったら、神経がキレそう、一瞬たりとも休まる暇がない。身体が知らずと硬直してしまう。絶対的に正しい何か?ーを信じている、いや守られている感覚さえ与えてくれる。「発車します。」とか優しい声で言われると、出来てる!やっぱ、こういう人がいいな…神経症(そんなのあったっけ)気味の私に落ち着けと暗に言って欲しい。


それにしても周りを走る人、自転車も絶対ぶつからない。


やはり同じ道で、タクシーに乗って急いでいる時に、赤信号に変わった瞬間に渡り、歩行者の目の前で急ブレーキをかけた。普通なら大丈夫、まして私急いでいるし…そう思って渡り、危ない!止まれまで一秒もない、気のどくな女の子はびっくりしてオタオタと震え、呼吸が止まりそうになっていた。私は全身で車を止めようと踏ん張り、やはり硬直していた。

ほんのわずか自分の判断が遅れてもだめだった。やはり守られている感覚と同時に瞬間の判断で全て決まる怖さ、私はちょっとおごっていた。


運転手さんは、今の時期田舎ナンバーが多くて危ないと言っている。一応、一身同体なので聞いている。しかしそんなの原因かよと思った時に、運転手さんは無理矢理「あの田舎ナンバーが」とか言って車線に突っ込んだ!たくさんの車から又クラクション!再び私はお前のせいだという感情を押さえ、全身で止まれ、お願いと神頼み。

感情に惑わされてはだめ、厳しいね。そしてもっと事故が起きてもおかしくない世の中、奇跡的にすり抜けていく。一人一人何かに守られている、そうにちがいない。
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by lampslodge | 2009-06-14 12:11

美しい動物達

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白熊、猫と動物の振り付けを立て続けにやった。動物の動きをいかす、動物の立場にたって考えてみようと共感出来るコンセプトを与えていただいたのに、動物に馴染みのない私は困った。


動物は正直に感情を表現する、特に犬!あんなに純粋に愛情を表現しながら尻尾等振られると、何枚か照れくさくなってしまう。同じ小さくても赤ちゃんなら人間同志、わずかに秘める邪念が私を落ち着かせる。自分と同じ安心感がある。


そういえば林の奥で、突然牧場の冊の前に出てしまった時がある。もちろん邪念のある私は牛等とはわかり会えないと見つめていた。

額の真ん中に白い模様のある牛達…あれっ?模様じゃなくてなんか貼られている。顔に人工的に貼られているのは、殺され食べられるのか…

突然私は号泣し(何故ゆえ泣いているの?)今まで人間達が動物にしたことを誤りはじめた。
牛はちょっと近づいて、ちょっと近づいて、泣いている私のすぐ傍まですりより冊から一生懸命身を乗り出している。慰めようとしているようで心がどんどん痛くなる。
私達人間と大差がないのに、人間は自分自身が支配しているかのように振る舞ってきてしまった。


泣いてかわいそうな人がいたら慰める。余計なことが沢山ちらついてしまう私はその瞬間の気持ちに飛び込んでいけない。動物は圧倒的だ。有無を言わせず邪念の入る隙間もなかった。
日常では、実は物凄い数のあらゆる動物達に囲まれ暮らしているのが想像しづらい。でも、子供達に動物の心を伝える。


美しい動物達…美しい人間達…美しい地球…たった一つの身体で、皆に伝えられるんだ!
そういう仕事を与えていただいている今に感謝したい∞
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by lampslodge | 2009-06-05 13:59