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私たちはあらゆるものから見に見えないものを感じ取って生きている。
昔の遊びの「かごめかごめ」では後ろの正面を人の気配で当てていた。息づかい、匂いだけでなく、その人間独自の何らかのエネルギーを感じ取り当てていた。
又、危険な人がいたら近づかないようにと、その人物から声をかけられる訳ではなく、その容姿のみならず、その人の気配でゾッとするような身体の反応があれば近づかないようにしただろう。その他赤ちゃん、動物等に関わる時は知らずと同調して表情だけでなく、同じような雰囲気になってしまう。相手からの言葉、表情を読み取る神経細胞(ミラーニューロン)の反応だけでなくその全身から(柔らかいからだ、プルンとした桜色の肌、またはふさふさとした毛等々)発する何か、又はその存在自体の純粋性から来る何かに同調してしまうことも含まれているのではないか。
これらは無意識のレベルで関わり、何らかのエネルギーを受け取っている。例えば意識的に関わろうとした時はどうだろう。
コンサート、舞台等で感動的なパフォーマンスに出会った時に身体が思わず反応してしまう時がある。ある感情を呼び起こされて胸が痛くなったり知らずと涙が出てしまう。他にも背筋がゾクゾクするような感覚を味わう事がある。又、ある人の声が身体を突き抜ける。踊っている人のエネルギーが空間を満たす。そして沢山の人たちが同時に音楽にノルことによって圧倒的なエネルギーが生じ、全体が一つになりながら個々の意識がクリアになっていく経験もあっただろう。

私的な事だが、私の振付けして流行ったものは音楽を聴いて浮かんで来た絵、その他即興で踊ってみる。その踊る人の身体の周りに見える抽象的な図形のような物を動きに還元したものがほとんどである。
私自身としてはこの現象を音楽と共振する。もしくはその踊る人間を共振する。そして何より大切なのは今を生きている沢山の人たちがいる日常での共振、時折訪れる自然との共振が私に振付けのエッセンスを注入してくれていると理解している。

と、いうような事を今論文に書いている。ネイチャー、バイブレーション、というオリジナルな方法でバリアフリーワークショップや振付けを行ってきて初めて客観視出来た。誰でも出来るようになるため、頑張って書きます。

by 香瑠鼓 >>HP
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by lampslodge | 2008-06-23 01:50

6月のメッセージ

「ハグパワーラブ」という曲を作詞,作曲して歌い、少しずつ広まってきた。
今時の子供とお母さんはスキンシップが苦手、そしてハグをするという身体の会話が足りないと言う(株)サンアートの女性社長、佐々木氏の発案でハグをムーブメントにしたいと気があった。ハグをしては入れ替わって行く簡単な振付けと、誰でもハグタイムといってそこにいる人に誰でもハグしていっていいよというフリーハグの構成を考え、障害のある子供、若者中心のダンサーズが私をサポートしてくれる。
ハグは恥ずかしいよ〜という人の為にダンサーズは最初不良悪者のマネをして踊っておいてもらいながら、ちょっとずつのタッチからハグになっていく。悪そうに見えるヤツとかもハグしてしまえば同じ人間という発想から、又障害のある人たちのハグを如何にそれらしく見せないかという私の美学によりこうなった。
この曲をライブ、ワークショップ等でやると、そこにいる見知らぬ人たちが仲間になれ、開放感を通り越えて酔っぱらったようなイイ気持ちになれる。バックダンサーのメンバーは早くハグしたくてたまらなくて、私はその圧倒的なエネルギーに押され、歌詞を忘れるのであまり見ないようにしているくらいだ。車イス、知的障害、ダウン症、と様々な障害を持った人たちの間にさりげなくプロダンサーも混じって、そのラブパワーはどんなバリアも越えて行く。

このライブを見た人たちも次々無償で協力を申し出てくれている。「大人計画」の音楽監督である門司氏がアレンジを引き受けてくれ、CM監督の竹内氏がプロモーションビデオを撮ってくれることになった。まずはネットで流して8月20日のライブにカメラが入る。本当に振動しようと思ってくれている人たちの手によって、「ハグパワーラブ」は飛んで行けるかもしれない(本当にありがとう!)

ハグというちょっとしたアクションが一人一人の日常生活の色を変え、お互いを認められるようになれると信じて私は歌う。
後は私がどんなにコワッと思う人でもハグ出来れば世界中へハグをしに行こう。大丈夫。信じる心を燃やし、自分を信じて・・・・精神修行だぁ!

by 香瑠鼓 >>HP
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by lampslodge | 2008-06-17 11:15